【バイリンガル育児】右脳英語学習法(右脳英語獲得方法)
私たちが中学・高校で学ぶ英語教育法は、主に「左脳英語学習法」です。左脳は意識して一つ一つ覚えて、それを出力しようとします。

一方、「右脳英語学習法」(右脳英語獲得方法)は大量に入力して、後は自然な出力にまかせます。つまり、「左脳は意識的に学ぶ」、「右脳は無意識で学ぶ」という違いがあります。文法抜きで、理解を求めず、出力を求めず、ひたすら入力中心でやっていくのが「右脳英語学習法」(右脳英語獲得方法)です。
母国語を獲得する原理を英語習得にも応用しようとしているのが「右脳幼児英語獲得法」です。つまり、日本語の場合ですと、周囲の音(語りかけ、話し声、テレビ・ラジオなど)によって間接的語彙化が成り立ちますが、母国語以外の場合は意識的にこの「音」を作って聞かせる必要があります。
左脳が充分発達していない乳幼児期ですので、私たちが学校で英語を学んだような「左脳学習方式」(=意識して学び、1つ1つ理解を積み上げていく方式)で学んでも、効果は期待できません。
右脳優位な時期だからこそ、「右脳学習方式」(=無意識で学び、大量インプットする方式)で学ぶ方法を行うと効果が出ます。ただ、無意識で学ぶのですから、本人は「学んでいる」という実感はないことでしょう。
「右脳学習方式」とは、私たちが日本語を身につけてきた方法になります。乳幼児の耳にとっては、日本語であれ、英語であれ、他のどんな言語であれ、未知の音であることには変わりありません。たとえ、乳幼児の脳(耳)が言語習得にすぐれているといっても、何も耳から聞かなければ、何も習得できません。
では、私たちは幼い頃からどうやって、日本語を獲得してきた(いる)のでしょうか。
乳幼児は、周りで話されている日本語、テレビやラジオなどから聞こえてくる日本語を「ひたすら聞く」ことで、日本語を習得していきます。「聞く」といっても、乳幼児(特に乳児)は意識(努力)して聞いているわけではありませんので、「勝手に聞こえてくる音」の世界に「ただ浸っているだけ」という状態でしょう。
それでも、この「右脳優位期」という特殊な脳の状態のおかげで、乳幼児期であれば、浸っているだけで言語を獲得してしまうのです。大人の脳と6歳くらいまでの脳の働きは違います。私も娘Mと同じ時間だけ英語の音の世界に浸っていましたが、私の脳は、習得するまでには至らなかったです。。。(涙)
私たちは日本語を勉強して「獲得」したわけではなく、乳幼児期に自然に獲得してきました。もっとも、「獲得」といっても、「原始レベルでの獲得」です。原始レベルとは、2~3歳くらいの子どものコミュニケーション能力のレベルのことをいいます。
2~3歳くらいの子どもといえば、簡単な内容であれば、もう、りっぱに瞬間的にコミュニケーションが取れます。こちらが言ったことを理解し、その言葉に対して、何かしら言い返してきます。高度な内容でない限り、言葉のキャッチボールができる状態です。
高度な読み書きまでできるようになるには、この「原始レベルの獲得」の後、「国語」という教科として日本語を学び、その後何年間も勉強しなければなりません。
日本語の場合を考えますとわかりやすいのですが、日本語の獲得は、感情(「好き」「嫌い」「楽しい」など)にかかわらず、なされます。「好き」とか「楽しさ」などの感情的なものは必要ありません。他の言語もこの時期であれば、同じことがいえます。
乳幼児期は感情に左右されることなく、努力も必要とせず、自然に言語を獲得できる黄金期です。乳幼児期特有の脳の状態のおかげです。大きくなってくると、「好き」とか「嫌い」、「わかる」とか「わからない」などの感情や理解に左右されてしまうことがあり、学習がうまく進まないこともあります。
Mも「英語が理解できて、しゃべれて良かった。でも、どうして理解できて、しゃべれるのかわからない。」と言っています。
そうなのです。本人にもわからないうち、無意識のうちに習得してしまったからなのです。
この「右脳幼児英語獲得方法」は、文法を学んだり、日本語に変換したりしない「直接法」、つまり、赤ちゃんが母国語を身につけるのと同じ方法になります。
「直接法」には2つのルールがあります。
1つ目は日本語を介さないこと。
2つ目は文法的な間違いを指摘しないことです。
小さなことには目を向けず、見守りましょう。
2~3歳の子どもが日本語を正しく発音できていなかったり、ちょっと間違った日本語の使い方をしたりしていたとしても、かわいくって、微笑んでしまいますよね。それと同じことです。
無意識の学習を心がけましょう。言語教育に楽しさを求めると、子どもが喜ぶものばかりを与えることになり、結果として、「バイリンガルに育てる」という目標を果たせないことになります。
本人さえ気づかぬうちに理解できるようになります。これが「無意識の学習」になります。英語も日本語と同じように、無意識のうちに獲得させてあげるのが本人にとってはいちばん楽な方法なのです。
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